分類···中国切手
■商品説明
チベットが中国の地域に編入(西蔵自治区)されるまでは独立国家として、独自の郵便事業を行なっていました。
チベット初となる切手は、1912年の12月にラサで発行されたものです。時の国王であったダライ・ラマ13世は、チベットが周囲の国々に比べて立ち遅れていることに気づき、様々な制度・組織などを整備し、英国の郵便制度にも大きな関心を示し、自国での郵便局の開設やチベット独自の切手を制作し始めました。
当時のチベットには切手を印刷する機械が無く、木版を用いて切手の印刷を行っていました。木版は手彫りで製造された上に、印刷された時期も異なるため、それぞれの切手には少しずつ違いがあり、味わいが感じられます。切手にはチベットの国章である〈スノーライオン〉の姿が見られるのも特徴です。
全て未使用となっており、経年劣化によるシミや汚れがありますが、とても珍しい切手です。
全6種の内5枚になります。
大変貴重で入手は極めて困難な商品です。
■商品状態
経年劣化によるシミや汚れがあります。
紙の質も厚みも異なります。
(詳細は、掲載写真の表・裏面でお確かめて下さい。)